嫁と義母との板挟み⁉️15年経って明かされる岩男の真実

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お盆に実家帰る?

義実家帰省、この時期気が重い?

重くないです。なぜなら…

結婚して15年ほど。

その間、岩男の実家にお盆(年末も)に行ったことは

一度もない

これは結婚する時の取り決め?によるもの。

ちなみにお盆や年末だけじゃなくて、結婚の挨拶に行った時以来、一度も義実家の敷居を跨いだことがない。

嫁になる人への熱い思い

以前に少し書いたけど、義母にろんは残念ながら気に入られなかった。

でも、結婚することに反対はされなかった。

『結婚は両性の合意に基づくものだから、反対しても仕方ない』

そういう見解だったらしい。

結婚すると決まると、義母には熱い思いがあったようだ。

『嫁と、信ずるものを分かち合い、次世代も共に信ずるものの存在を広め合いたい❤️』

ただ、残念ながらその希望は叶わずに、義母は世を去ってしまった。

申し訳なくは思うが、その責はまず、ろんを選んだ息子(岩男)に求めて欲しい。

『義実家とは付き合わない』と決めたろんとの結婚に踏み切ったのは岩男だ。

それに、息子すら信者にできないのに、なぜ、嫁が信者になると考える?

何かと話題の宗教2世

さらっと書いたが、岩男は宗教を信ずる親の元に生まれた

宗教2世

子どもの頃は自然に集会に参加していたらしいが、自我が芽生えていく中で、その宗教の大きな矛盾に疑問を覚え、離れたという。

義姉も同じ考えで、宗教と関わっていないし、実は岩男の親類縁者も誰1人、入信してない😳

ちなみに、ろんは無宗教だが、そのハマり込みやすい性格ゆえ、若い頃から

宗教と政治だけには近寄らない

そう決めていた。

だから残念ながら義母の願いは叶えられそうになかった。

ごめんね、お義母さん🙇‍♀️

緊急会議『破談にしましょう』

結婚の挨拶に向かった後、義実家には泊まらなかったので、ホテルを取っていたろんと岩男。

部屋で緊急会議を開いた。

私が、お義母さんとお義父さんの考え(宗教)を受け入れることはない。

もちろん、お二人に変わって欲しいなんて考えてない。

そうは言っても、結婚は家族間の付き合いがあるというし、それはムリだと思う。私は、なぁなぁと上手くやていけるタイプではない。

だから、上手いこと付き合って言って欲しいという希望があるならば、ムリなので

結婚するのはやめましょう。

岩男
岩男

親は関係ないよ。

僕は信じていないし、ろんさんに強要もさせない。

付き合わなくていい。

結婚を親のためにやめるのは嫌だし、変だよ。

親戚や家族間の付き合いをどうするの?

それをよしとできるの?

岩男
岩男

僕が自分の意思でろんさんと結婚すると選んでる。

そういう付き合いはしたくないならしなければいいよ

この会議結果を受けて、結婚の取りやめは取りやめになった。

どんな教育をしてるのか

結婚後、ろんは一度も義父母と電話で話したことすらない。

電話は全て岩男が受けていたし、いつも

岩男
岩男

ろんさんは今いない

そうかわしていた。

しかし、義母は大変パワフルな人間である。

そんなことでは諦めない。

ろんの実家に連日電話攻勢をかけ始めた。

最初は穏やかに

徐々に嫌味をこめて

最終的には

『お宅は娘さん(ろん)にどういう教育をされてきたんですか⁉️』

ろん母も

『特に方針はなく、なんとなく育てました。パチンコ店にはよく連れてきましたけど』

とは言えず(流石にそこまで肝は座ってなかったようだ😅)根を上げて、ろんに泣きついてきた。

とりあえず、着信拒否するようにと話して、ろんの実家は落ち着いた。

親と戦わない岩男の戦い?

その、ろん実家とお義母さんの話、ろん的には笑い話だった。

だって、お義母さんの気持ちも分かるし、目的指向性の高い義母の行動力に『さすが』と思っていた。

しかし、この話に岩男は笑わなかった。

岩男
岩男

その話、本当?

本当に『どんな育て方をしたんですか?』って言ったの?

本当に?

えっと、多分本当だと思うよ。

ろん母が嘘つく理由もないし。

岩男
岩男

…わかった。

義母の発言について確認した岩男。

しばし押し黙った後、寝室に向かって、実家に電話をかけた。

岩男
岩男

ろんさんの実家に電話をして『どんな育て方をしたんですか?』って聞いたの?

本当にそう言ったの?言ったんだね。

うちの家庭を壊さないでください

ろんさんの実家に2度と電話しないでください

そう言って静かに岩男は電話を切った。

そうして、居間にいたろんに向かって言った。

岩男
岩男

…ちゃんと、ちゃんと言ったから❗️

お、おう(・・;)

どうも、岩男は表立って親と言い争いをしたことはないみたいだった。

お義母さんの性格上、何倍何十倍にもなって返ってくることは目に見えているので、言葉より行動で自分の意思を通してきたらしい。

口調は終始静かだったが、岩男にしては相当な気力と勇気を振り絞って、電話をかけていたのだ。

参考までに、そんな岩男の勇気とは何の関係もない感じで、お義母さんのろん実家への電話攻勢はしばらく(2,3年)続いた(着信拒否してもかかってきたのはわかるので報告は続いた)。

さすがお義母さん(゚∀゚)

諦めないその姿勢が社会的成功の礎なんだろうなと思ったよ

後日談・岩男の真相

こんなふうに書いていると何だか岩男はとってもいいやつみたいだ。

しかし、真実は違ったのだ‼️

この話の最初、緊急会議『破談にしましょう』のやりとりについて岩男は

綺麗さっぱり記憶になかった‼️( ゚д゚)ソンナコトアル?

結婚後、義母の電話を取り継がなかったのは『ろんさんが出たくなさそうだから』

義実家に帰省しなかったのは『独身の頃も特に帰ってなかったから』

エエッ_:(´ཀ`」 ∠):

ただ、『どんな育て方〜』は純粋に憤りを感じたらしい。

つまり、ろんのためというよりは

自分の感情で義母に抗議をした

これが真相

取り決めを守ってくれてると思っていたのはろんだけだった

ろん、ずっと心の中で『岩男は最初の約束を守るいいやつだな』と思っていたから、つい最近この事実を知って、本当に驚いた。

そう話すと岩男は

岩男
岩男

いや、えっと…

オボエテタカラダヨ

もう遅いです😑

平和な世の中を望んでいます

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