子なし夫婦のろんと岩男、里親になろうかと話したことがあるよ
引きこもり里親になる⁉️
二度目の岩男の転勤で引っ越してから、ろんはほぼほぼ仕事をしてなかった(登録のみ)。
都心とは違う大自然を前に有り余る時間を急に与えられて、ろんがひたすらしていたことは…
ネット廃人になる💪
wwwいや、『なる♪』って感じではなかったけど、1日のほとんどをPC画面を見て過ごしていたと思う。
合間にご飯を作ったり、ちょっと掃除をしたりしていた。
大自然に興味関心が著しく薄いので、興味深い高山植物を見に出かけていく⛰なんてことは、全く頭に浮かばなかった。
特につまらなくはなかったよ。
もともと根は引きこもり族
楽しく引きこもり廃人ライフを満喫していた時に、広報を見かけた。
新聞と広報に目を通すことも大好きだから、ほくほくと熟読していたところ、当時その地域で行われていた事業のチラシが目についた。それが
0〜3歳児の里親にならん?※
※実際の文面とは異なります。
養育里親ってなんですの?
里親って特定の子どもをずっと育てるものと思い込んでいたから、そんな乳幼児を限定的に預かる里親があるんだとびっくりしたのを覚えてる。
その時は全然知らなかったけど、厚生労働省はなんとか里親制度をもっと活用させたいと頑張っていた(今も頑張ってるはず😅)
ただ、様々なボトルネックがあって、制度利用も里親の数もなかなか思うように増えていないみたい。
そこで、地域に葉っぱをかけて独自事業でもなんでもいいから里親制度促進のために知恵を絞ってよ、と声をかけていたらしい。
その地域独自事業の一環が、ろんが見たチラシにあった
0〜3歳児のコミュニティ・ファミリー・パートナー(CFP・養育里親)になりませんか?
というものだった。
乳幼児期に家庭生活を体験することの重要性にフォーカスを当てて、まず、この年代の子を養育してみませんかという誘いだった。
ろんの本業はチラっとこういう方面も絡んでいる。
それもあって、興味が沸いた。
何より、うちには有り余る時間を持った成人(ろん)がプラプラしていた。
里親断念⤵️ハードル鬼高👹
結局、ろんと岩男は里親(CFP)にはならなかった
里親になるためには、割と長ーーいステップがあるんだけど、その途中で岩男の札幌転勤が決まっちゃったからだ。
里親になるのって、正直大変なぁと思った。
1人の人間を預かるわけだから、人となりを調べるのはもちろん身元調査をしっかりしなければという気持ちは十二分にわかる。
わかるけど、正直なところ、
自分の出生児の様子から現在に至るまでの、膨大で緻密な個人情報を求められる
これには非常に戸惑いを覚えた。
しかも、その書類提出と面接(内容を夫婦別室で事細かにチェックされるのだ)は、
ごく初期段階
その後、講習会(泊まりがけのものも有り)を規定数受け、家庭訪問で家の中のチェックを受ける。
途中途中で審査があって、最終的に審議会のOKが出て、初めて『里親』として認められる。
実際に預かる子を決めたりするのは、その後の話で、それもまたいろんな手続きがある。
『早い方で10ヶ月くらいです』
児童相談所の人はそう言っていたけれど、仮に普通の仕事をしてる夫婦に
平日を含む泊まりがけの講習会ってハードル鬼高過ぎん?
ろんには時間があったけど、岩男のことも考えると、絶対に1年では決まりそうになかった。
兎にも角にも、人1人預かるのは大変なのだ
そこはとってもよくわかった。
子育てはどっかの『自分』に頼んでる
子どもが欲しかったかどうかは今となってはよくわからない。
いてもよかったかなとも思うけど
いないから人生にとんでもない喪失感を持っている、なんてことはない。
ろんと岩男に子どもができなかったから2人で暮らしてる
この事実があるだけ。
今の生活が、子どもがいないから成り立つ生活だなとは思うけど
だから子どもがいなくてよかったとも思わない。
ただ、この時に里親になっていて、乳幼児を家に迎える体験をしたらどんなんだったかなぁとは時々想像するよ。
最近、そんなことを久しぶりに思い出した。
どうも世間は夏休みやお盆休みに入っていたらしく、あちこちで子ども連れを見かけるからかな🤔
今ある現実が自分の現実
『もし○○だったら〜』
という考え方については、
パラレルワールドで生きてる別の自分が引き受けてくれてる苦労
そんなふうに思ってる。
どこかの『自分』なんか知らんが、頑張れ📣
平和な世の中を望んでいます
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