貯金があったから専業主婦でも平気だったのか
前回、自分自身の経済的自立に強いこだわりがあったら、専業主婦生活は合わないかもという話を出したんですけど
ろんに貯金があったから平気だっただけじゃない?
っていう考え方もあるかなとふと浮かんだんですよね。
正直、どうだったのかはわからないですけど、ろんは、貯めたお金を使おうってつもりはなかったし、今もないんですね。
なぜでしょう。
岩男の言葉
岩男が転勤になって、チャンスだ、辞めようって思った時に
しばらく仕事しない。
2000万円貯めたからいいでしょ
と話した時に、岩男は驚いたけど、了承しました。(岩男が言い出したことだからね)
その後、こう言ってたんですよね。
2000万円もバッファがあれば
十分だよ
ろんの心づもり
細かい言葉聞き逃さない女だなーって、書いててもなんか突っ込みたくなるんですけど、その言葉をまたまた覚えてて。
『2000万円のバッファ』
って、FIREとか早期退職後の生活の資産の『バッファ』ってことですよね。
バッファって『余裕』や『ゆとり』っていう意味にも使われるようです。
その時に、昔、何かの映画※で、宮本信子が、好きな男の大ピンチの場面で乱れ髪を振り乱して、札束を引っ張って座敷に入ってきて
『あんた、お金持ってきたわよ!!』
みたいなことを言うシーンがあったのが、頭に浮かんだんですよ。
ろん、これでも、岩男にすごく感謝してるんですね。
会社でのストレスに大負けしてた時、本当に疲弊してたんで、支えてもらったっていうのに
めちゃくちゃ恩みたいなものを感じているんです。
で、岩男がろんのお金は『バッファ』
余裕資金、ゆとり資金って表現した時に
じゃぁ、このお金は岩男に言われたら
すぐ『はい』って差し出してあげよう
って思ったんです。
だから、ろんの中では投資信託の2000万円はもう岩男にあげたつもり貯金みたいになってるんですよね。
(まぁ、実際にぽいって渡すと贈与税かかっちゃいますけど)
名義はろんだけど、ろんのお金じゃない的な心づもりになってるので、貯金があったから、専業主婦生活が平気で楽しいっていう感じではなかったかなって思います。
なんか、尽くす感じの女性っぽいですかね。
是非、そう誤解していただいて全然結構ですよ♡
※『あげまん』1990年。伊丹十三監督。主演・宮本信子。
男の理想を描いたと言われることもある
が、現在では時代錯誤の象徴と嫌われる
内容でもある。ここでお話ししたシーン
はほぼラストの場面です。
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