まるで魔法のような4%ルールでの資産取り崩し方法
裏があるでしょ、って思いません?
あるんです。残念ながら。
代表的なものがこの3選
前提条件が違うと資産が枯渇するスピードが変わる
4%ルールには 前提条件 があります。
保有資産を投資する中身が
米国株式 50% 米国社債 50% の時
4%で毎年取り崩すと25年経っても
保有資産が95%以上の確率で枯渇しない、となっています。
つまり、他の国の株式が入っていたり
現金が含まれていたり
国債が含まれていたりした時のことは
『知らんがな』
ってことなんですね。
※米国株式と米国社債の%を変化させた考察はあります。
為替の変動リスクは甘くない
じゃ、前提条件を同じにすればいいじゃん
って考える人もいますよね。
なんとか前提条件を同じにそろえたとしても
結構な強敵が待ち構えています。それは
為替変動のリスク
です。
ニュースなんかで『円安が〜』とか『円高が〜』って
耳にしたことありません?
あれは1ドルが今何円で取引されてますよ、っていうことですよね。
そう為替相場って変動するんです。
当たり前でしょ、って思うかもしれませんが
自分の全財産を全額、米国株式50%米国社債50%に
突っ込んでるときに気にせずにいられます?
例えば1000万の保有資産(米国株式50%米国社債50%)があったとして
1ドル100円 の時 1000万円
だったのに
1ドル 80円 になったら 800万円
になっちゃうんですよ!
4%ルールで大事に大事に
40万円ずつ取り崩そうって思ってたのに
元本である保有資産が20%マイナスって…
私の200万円どこ行っちゃったの?
順序リスクがやばすぎる
まぁ、でも為替相場が反対に動けば(1ドル100円→120円)
1000万が1200万になる可能性だってあるんだから
そこは広い心で?無理やり飲み込んだとしても
ラスボスが待っています。
取り崩しの順序リスク
です。
保有資産の取り崩し始めが、暴落相場だと
資産がなくなるスピードが速くなるよ、
25年ももたないかもよ、っていう
非常にこわーいリスクです。
為替の変動がいつ起こるかなんてわからないし
暴落相場がいつ起こるかだってもちろんわからない。
なのに、
○○年にFIREして資産を取り崩し始めよう
って、これって結構 ギャンブル じゃないです?
そして、今年って1月に相場が下落したんですよ。
地政学リスクも高くなっていて、
『2022年の株式相場は荒れる』
と予想する専門家も多いんです。
…岩男、仕事辞めたよね?
FIRE、今年始めたってことだよね?
ランキングに参加しています。よければクリックして下さいね❤️
にほんブログ村