歳をとって性格が丸くなる人と
そうじゃない人がいるよね
毒親?偉人?…とにかく『過去』として
ここで出てきたろん母だけど、ろん的には人生初期の過去の偉人…じゃなくて😅、過去の人として捉えてる。あ、ちゃんと存命してるよ。
まぁ、腰に爆弾を抱えているので杖はついてるみたいだけど、舌は絶好調。衰えぬ毒舌を滔々と披露してるらしい。
時々、『毒親だったのかな?』と考えるけれど、そうであってもなくても、もう、ろんが半世紀歳を重ねちゃったことは事実だし、過去は変わらないから、そんな人だったなぁと距離を持ちながら、考えたり思い出すことにしてる。
ろん母映画出演⁉️
ろん母はパチンカーだったので、常にうちは貧乏で、食事は清貧だった。加えて、食事を作ることに興味がなかったらしく、ろんは中学生くらいになるまで、『ハンバーグというものはバーガヘルパーというものを入れて作るのだ』と思ってた。
別にこういう料理お助け商品が悪い訳じゃないけれど、パチンコに通う時間を料理する時間に多少振り向けてもよかったんじゃないかなとは思う。
ただ、ろん母はパチンコで800万円借金を作るだけあって、精神的にも偏りがあるせいか
家の中は綺麗✨
ろんが生まれ育ったのは取り壊したいけど住人が出て行ってくれないから仕方なく運営しているような古い市営団地で、間取りは2DK。四人で住むには狭いが家賃は安い。お金がないから住み続けてたんだと思う。その古〜い団地は窓枠が木製だった。
その決して元から綺麗じゃない家を、ろん母は毎日2時間かけて舐めるように掃除をしていた。ガラスや鏡なんかは濡れタオルと乾いたタオルをそれぞれ左右の手に持って、縦横斜めから曇りがないかためすがめす見ながら拭いてる姿をよく覚えてる。
だからろんは家の中で埃をみたことはない。
トイレの桟でさえ毎日拭かれるのだから。
『愛を乞うひと』という本を最初に読んだ時にびっくりした。掃除の行を読んで、ろん母かと思った。この本に出てくるような激しい暴力はなかったけど、裸で冬に外に放り出されたこと(北海道だよ)はあるよ😅
この本、後に映画化されていて、『おー、ろん母、映画デビューかwww』と毒親持ち友達と一緒に見たけど、二人とも重苦しくなって、ついでに夜に悪夢を見たよね。
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悪意のない善意?善意の悪意?
家族との関係はそこに育たないとイメージが湧かないんだろうなと思ってる。
親は絶対に子どもを愛していて大事である
本当だと思うし嘘だとも思う。つまりそういう人もいればそうじゃない人もいると思ってる。でも、かなりセンシティブな内容なのか『絶対』の部分で論争になるよなって感じてる。
昔は、ろんも友達に親のことを話したりしていたけれど
『でも、育ててくれたんだから』
『そうは言っても親なんだから大事にしないと』
そんなふうに繰り返し言われた。その度に、罪悪感と孤独感と反発心とをちょっとずつ重ねていった。
それで今は『元気で暮らしてるよ』『大事にしてるよ』で通している。
意見は尊重すべきである❗️
他人は変わらないし変えられない。
その必要もない。
他人の気持ちは大事にするべきだ。
同時にろんが体験してきた時間だって嘘じゃないし、ろんの気持ちだって大事にされていいはずだと思う。
他人の『親は大事な存在で子どもを愛さない親なんていない』という価値観は大事にすべきだと思う。変わる必要も変える必要もない。
その大事な気持ちに不快感を与えない方がろんにとってはいいなと今は思うから最近は前述のように答えている。嘘はついてないつもりだよ。
『元気で暮らしてるよ』👉便りがないのは良い知らせ
『大事にしているよ』👉本人がしたいように暮らすのを尊重して口を挟んでない
記念日の呪縛をようやく自分で解く
この前、母の日があった(父の日もくるねー)
インスタは花の写真で溢れて、華やかで楽しかった❤️
ろんは今年から、ろん母に花を贈ることを辞める決心をした。ずっと、『親は大事にすべきだ』という言葉に一番縛られていたのは自分なんだなって気づいたのだ。
ここらへんで書いたみたく、自分に自分が全面協力して、好きなことだけして生きていっても、ほんと、もういいんじゃないかなって思ってる。もう半世紀生きてるんだから。
母の日(しつこいけど父の日もくるねー)の当日にこの記事をあげる勇気はまだなくて、こっそりここら辺の日付で上げてるチキンなろんだけど、母の日(父の日)の呪縛に諸々傷ついてる人がもしいたら、『もういいんじゃね?』って言ってあげたい。
『自分の気持ちだって大事なんだよ、もういいんじゃね?』
他人も自分も大事だよね❤️
平和な世の中を望んでいます
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