3月に入ってから、はかま姿の人を
よく目にするようになりました。
ぱっと花が咲いたみたいに
華やかでいいですよね。
3月9日にほだされる?
卒業式の時期になると、レミオロメンのこの歌が流れるのを耳にします。
3月9日
流れる季節の真ん中で
ふと日の長さを感じます
(中略)
瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい
歌 レミオロメン 作詞作曲 藤巻亮太 2005年リリース
煽情的な旋律に、ひとかけらも卒業や異動などと無縁に過ごしているにも関わらず、心を動かされ、だれのものでもないエア送別会を勝手に開催してしみじみとしています。
すいません、ただ、飲みたいだけですorz
手術中の瞼の裏には血まみれの美女!?
何回か書いていますが、去年、わりと大きめの歯科の手術を2,3回しました。
歯槽骨をドリルで削ったりするタイプの手術で、ろんは腫れやすい体質らしくすごい勢いでパンパンに顔が腫れましたね。
手術中は口の中に何がどんな感じでどう入ってるのか分からないくらい、いろいろな器具が差し込まれて、麻酔が効いているので痛みなはいんですが、押されたり引っ張られたりの感覚はあるので、生きた心地がしませんでした。
その間、ろんが自分の気をそらすために、事前に見まくって瞼の裏に浮かべていたのは
美容整形のダウンタイム動画
です。
美女の努力は果てしない
いや、ろんの歯科手術自体は『美容』の側面はないものですよ。
もともとは歯科の移植治療の動画を漁ってたんです。
ろんは、手術中に何をされてるか『見えない』ことが一番怖いんですよ。実況中継みたいに映像で見えたら、まだいいと思うんですけど、ろんの行ってる歯医者さんには患者用モニターなんてないから、何されてるか見えない。で、事前に動画で予習しておこうと思ったわけです。
インプラントの失敗とか修正系の動画を見てるあたりから、美容整形の動画もおすすめに上がってくるようになりました。
『ダウンタイム』って聞いたことあります?美容整形の手術後に、傷が癒えていく期間のことを指すらしいんですけど、そのダウンタイムを記録した動画があるんです。その動画が、えぐい。
顎の骨を削ったり、全身の脂肪吸引したりとさまざまな手術をする人がいるんですが、術前からカメラをずっと回していて、術後、麻酔が切れたくらいで、ホテルに1人で帰るんですよね。その帰ってくる途中で
『ちょっと、出血してきちゃいましたwww』
とかいいながら、受けた手術の内容とか、自分の今の状態を説明してくれるわけです。少しずつ腫れがひいて、管や糸も取れて、美しくなっていくんですが、まぁ、とにかく辛そうだったり、痛そうだったりするんです。
その動画をみているうちに、ろんの歯科手術なんて大したことないなって思えたんです。
神経ギリギリまで顎を削るとか、鼻を切り開いて耳からとった軟骨を移植するとか、全身の脂肪吸引後に圧迫のために、まだ痛みが残る体に着圧下着をつけるとか、その頑張りを見ていると
美女、すごい。努力半端ないわ…
心底、感心しました。
彼女たちの努力に比べれば…
歯科手術中、辛いかもと思うたびに、瞼の裏に浮かべていたんです。
『全身脂肪吸引後に痛みに耐えながら着圧下着を装着する彼女』
『鼻の手術後、鼻呼吸ができずに一晩喉の痛みに耐える彼女』
『術後、顔半分に一時的な麻痺が出て痛みに耐えながらマッサージを受ける彼女』
その姿を思い浮かべると、今のろんの状況なんて大したことはないんじゃないか、と思えたんですよ。術後だって、シーツが滲出液まみれになるとかそんなことないですからね。
本当に彼女たちを瞼の裏に浮かべることで、どれほど力になったことか…
一つ後ろめたいなぁと思うのは、ろんが彼女たちにとって力になれることはほぼないだろうことですかね。随分、お世話になって、本当にありがたかったです。美しく幸せな人生を歩まれているといいなと心から思います。
平和な世の中を望んでいます。
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