年代によって、街の風景って変わりますよね。
高校生の頃とかを思うと、
様変わりする街並みに
しみじみしちゃうことがあります。
サボって駅の地下に潜る女子高生
なんか犯罪の匂いがしそうですけど、何もしてないですよ。1980年代くらいの頃、札幌駅改札近くの地下に、映画館があったんです。しかも安かった。JR沿いの高校に通っていたろんは、学校を抜けると札幌駅で地下に潜り、映画を見てました。
それほど映画好きってわけでもないんですが、サボって映画見てるその雰囲気が楽しかったんですかね。しかも、昔ってお客さんの入れ替えとかがちゃんとしてなくて、一回入ると、人気がない映画なら、ずーーーっと見てられたんです。お金のない高校生にとってこれは嬉しい♡
今はその映画館のあった場所は閉じられていて、映画館はないんですけど、多分、埋められていないのでは?といつもその場所を通るたびに思います。そうすると、地下に忘れられたかのように映画館の空間が広がってるのかなぁってなんだか少しワクワクするような気持ちが湧いて、時々、郷愁に浸っています。
大好きなホテルの解体
これは大学生の頃なんですけど、ろんの学生時代はまだバブルの感じで、めちゃくちゃお金をかけたホテルとかができてたんですよね。部屋の中も作り付けの特注家具があったり、あちこちの作りがデコラティブだったり。憧れのホテルでした。
当時は札幌在住で泊まる機会もお金もなかったわけですが、岩男が本州に転勤している間、暑い夏とか、岩男が雪山に行く時とか、ろんは札幌に3,4週間滞在してたんですね。
その時にその憧れてたホテルに滞在したことがあるんです。25年以上経ったホテルですから、あちこち古びていたんですけど、階段の作りとか、壁の丸みに沿って作られたチェストとかいちいち可愛いんですよ。
嬉しかったですね。何回か滞在したんですけど、次の予約をとって何週間かした頃、ホテルから電話がありました。閉鎖が決まったとのことで、予約のキャンセルのお願いでした。
時代が変わるんだなぁってちょっと寂しかったです。
そうはいっても新しい方がいい?いい!!
本州から札幌通いをしたり、東京以外に住んでた頃は東京通いをしてた頃、年間のうち結構な日数ホテルに泊まってたんです。
安さこそ正義だった当時のろん。一円でも安いホテルを探しに探して泊まっていました。でもね、3,4年そんな生活を続けて、気づいちゃったんですよねー
古いホテル、なんか嫌かも…
あくまで、ろんが選んでいたような安さ至上主義的なホテルのことですけど、訳ありで陽がほとんど入らないとか、ベッドと照明、TV以外何もないとか。だんだん、行くのが嫌になってきちゃったんです。
それである時に思い切って、出来たばかりのホテルに泊まってみたんです。いつも泊まるところよりも1,000円とか高い(それでも安いんですが)ところに泊まったら、全然気持ちが違うんですよね。
快適!!!いい!!!すごくいい!!!
そこら辺から、最強愛人諭吉への気持ちも切り替わってきていて、ちょっとずつホテルのランクをろんなりに上げていきました。
時々上げすぎて『ここまではなくていいな』と感じることもあれば、どうしても安めの方に引かれてしまった後で『やっぱりこういうのはちょっと嫌かもだなぁ』とか、いろいろ試しながら、今はそこそこのところに泊まるようになりました。多分、相場くらいかな。
そういえば、ろんが憧れてたもう解体されたホテルですが、バスルームが非常に古くて、どんなに気をつけてシャワーを浴びても、信じられないくらいに床がびしゃびしゃになるという特徴がありました。あと、ホテルのパジャマが当時のいわゆるDCブランドだったんですけど、そのボタンがあまりにも古くて脆くなってて割れまくるなんてこともありましたね。なかなかのホスピタリティですね。
郷愁も大事ですが、ホテルは快適さも重要ですね。
平和な世の中を望んでいます。
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