タイプの違う、ろんと岩男。
結婚はろんの一方的かつ身勝手な思いから
始まりました。
ろんと岩男はなぜ結婚したのか
ろんが仕事を辞めたくて、結婚相手として岩男を一本釣りしたからです。(真実)
当時のろん、仕事のストレスで病みまくってまして
仕事を自営に切り替えるにしても、すぐに生活を支えられる自信がない。結構、追い詰められた末に、昭和世代の古〜いワイルドカードを使えないか検討してみたんです。そう
寿退社
36歳、退職希望の独女
当時のろんはお付き合いしてる人はいませんでした。
36歳、会社こそ堅いけど、そこを辞めたいと言っている独女。
全く需要の気配がなかった ですね。
狩場(マッチング系から仲介業まで)では明らかに不遇な未来しか見えない。
ストレスで全身蕁麻疹。心身ともに疲れ果ててる中、狩場にいきなり飛び込むのはHPがすぐになくなりそうだったので、そちらは作戦Bに回すとして、知り合いから攻める(作戦A)方をまず採用することにしました。
『遠くの』友達に相談
作戦Aの実行にあたって、まず状況確認のため、神戸の友達に会いに行きました。
なんで?
ですよねwww。ちょうど、用事もあったんです。でも、その時に会う友達に聞こうとあらかじめ心づもりしていました。なぜなら
近くの友達だと目が曇る
かなと思ったからです。36歳独女のろん。周りの友達は大学時代から、かれこれ17,8 年付き合ってるわけです。その間の遍歴だってばっちりお互いに掌握済み。好みも何もかも分かってる。だからこそ
違う視点が聞けないかもしれない
って考えたんですよね。
だって、それまでなんの恋愛感情も湧かない周囲の中から、急に、『付き合う』だけじゃなく、『結婚相手』を選ぼうなんて、暴挙に出ようとしてるわけですから、斜め上くらいからの意見でも聞かないとどうにもならないと思ったんですよね。
神戸美人のご神託
神戸の友達(超絶美人)にろんの作戦Aについて話し、周囲のメンツについて事細かく報告。深いソファに身体を沈めながら話を聞いていた神戸美人。ワイングラスを置いた彼女は
※イメージ
岩男しかいない。いけ
この言葉で、ろん、すぐにその場で岩男にメール(食事の誘い)しました。
札幌に戻り、岩男とおデートを重ねたろんは、
僕と暮らせばろんさんの問題は解決するんじゃないでしょうか?
と岩男に言わせることに成功。岩男の実家に行きーの、ろんの実家に行きーのして年明け2月には入籍を済ませました(退職は3月。結婚式は5月)。
9月に作戦Aを立ててから約半年のことでした。
スピード婚の当たり外れ
作戦Aを実行中、ずっと考えていたことがあります。
バツイチになるかも
いや、結婚もする前から何言ってるの?って感じですが、真面目に考えていました。結婚って、ずっと一緒にいるわけじゃないでか。
当時のろん、他人となんて絶対に暮らせない、1人の時間がない生活なんて考えられない、って心底思っていました。
それを覆しても、結婚しようっていうイカれた精神状態だったわけですが、心のどこかで、
もしハズレても(結婚が上手くいかなくても)誰も恨まないようにしよう
とは決めていました。ろんが勝手に『他人を利用して結婚に逃げよう』と決めて巻き込んだわけですから、相手がたとえ、モラハラ(倫理としてダメですよ)でも、暴力男(暴力振るうのは犯罪ですよ)でも、相応に対処はするけど、絶対に恨まないと決めていました。
結果としては、今年、ろんと岩男は
結婚15周年
を迎えました。不思議なものですね。
スピード婚の感想としては
決しておすすめではないけど、なんかしらん別の視点を採用してみるのも人生転がって面白い
という感じです。
基本的には、他人を利用しようなんて、よくはないですもんね。病んだ人間は怖いですね。おすすめはしませんよ。
でも、今はいろいろあるけど、幸せです。
ろん、もしかするとこの結婚で運を使い果たしてるかも…
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